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上原 和也; 前田 満; 津島 晴*; 雨宮 宏*
Journal of the Physical Society of Japan, 72(1), p.94 - 100, 2003/01
被引用回数:2 パーセンタイル:21.39(Physics, Multidisciplinary)周辺プラズマの輸送モデルについての研究の集大成である。トカマクの周辺プラズマにおける磁気面に垂直な輸送が、粒子保存則及びエネルギー保存則を用いて評価される。従来のモデルに電離と荷電変換による損失項を加えさらに温度勾配による輸送への寄与を含めて精密化した。シースポテンシャルで加速される粒子束を含んだ、連続長についての詳細な考察もAppendixに含めた。得られた表式により、JFT-2Mの静電プローブで測定されている実験値を代入して、輸送係数を評価した。
仙田 郁夫*
Physics of Plasmas, 2(1), p.6 - 13, 1995/01
被引用回数:10 パーセンタイル:43.6(Physics, Fluids & Plasmas)プラズマと容器壁との間に生成されるシースポテンシャルは、壁の熱負荷等を決定する上で重要な役割をはたす。壁に向う熱いプラズマの流れが存在する場合のシースポテンシャルについて解析を行った。現在の高温プラズマの実験では壁付近の中性子粒子密度がプラズマ密度又はそれ以上に大きくなることが考えられる。本解析では、中性子粒子とプラズマとの相互作用、イオン化・荷電交換相互作用、の効果を正しく考慮している。これらの解析により、生成されるシースポテンシャルが、中性子粒子・プラズマの状態を表わすパラメータにどのように依存するかを議論した。
荻原 徳男; 新井 貴; 岸田 晴生*
JAERI-M 82-123, 23 Pages, 1982/09
JT-60など核融合をめぎしているプラズマ実験装置においては、プラズマ壁相互作用に強い関心をいだいている。本報告では、この相互作用の素過程のうち、2次電子放出率を論じる。2次電子放出率は周辺プラズマの平均温度と結びついてシースポテンシャルを決定する。2次電子放出には1次ビームがイオンの場合と電子の場合がある。プラズマ壁相互作用においては電子の方が主たる役割を演ずる。ところで、従来の測定データにはエネルギー範囲と表面状態の2点で問題がある。そこで、電子衝撃による2次電子放出率の測定装置を試作した。本報告では、試作した装置の概要と測定結果の一部について述べる。SUS304およびMoの場合とも洗浄化処理により2次放出率は減少し、一定の値におちつくことがわかった。また、どちらの場合にも、150~200keV以上1keV程度まで2次電子放出率は1を超えることがわかった。